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LPOとは?BtoB企業のランディングページ最適化で問い合わせを増やす実践ガイド

こんにちは。クラウドサーカス株式会社でコンサルティングのサービス設計を行っている福田です。

広告費をかけてLPに流入を集めているのに、なぜか問い合わせが来ない。
そんな状況、ありませんか。

原因の多くは「ページそのもの」にあります。流入を増やすより先に、来てくれた人をちゃんと問い合わせに変える仕組みを整える。それがLPO(ランディングページ最適化)の本質です。

この記事では、GMGが2,000社以上のBtoB企業を支援する中で見えてきたLPOの実態と、今週から始められる具体的な改善手順を解説します。

LPOとは何か、まずシンプルに理解する

LPOは「Landing Page Optimization」の略で、日本語にするとランディングページ最適化です。広告やSEOなどで集客したランディングページ(LP)を改善して、CVR(コンバージョン率)を高める活動のことを指します。

CVRが1%から2%に上がれば、同じ広告費で問い合わせが2倍になります。これは、広告予算を2倍に増やすのと同じ効果をゼロコストで実現するということです。

BtoB企業にとってLPOが特に重要な理由は、1件の問い合わせが数十万〜数百万円の受注につながる可能性があるから。月に1件問い合わせが増えるだけで、年間の売上インパクトは大きく変わります。

GMGが現場で見てきたLPOの実態

GMGが支援する中で、BtoB企業のLP改善前のCVR中央値は1〜2%前後であることが多いです。

特に目立つのが、IT・SaaS系の企業。月間数千のLPアクセスがあるのに、問い合わせは月3〜5件という状況は珍しくありません。原因を調べると、ほぼ共通して以下のパターンに当たります。

「誰に向けたページなのかが曖昧」という問題です。BtoCなら直感的なデザインで感情を動かせますが、BtoBでは「なぜこれが必要か」「どう使うか」「費用はどうか」という論理的な情報が意思決定に必要です。感情に訴えるビジュアルだけでは、BtoBの担当者の心は動きません。

製造業の事例では、問い合わせフォームのフィールド数を12項目から4項目に削減したところ、CVRが1.8%から4.2%に改善したケースがありました。「入力が面倒」というのは、BtoBでも大きな離脱要因です。

BtoBのLPO、まず手をつけるべき3か所

ページを開いて最初に目に入る「ファーストビュー」は、ユーザーの7割が離脱するかどうかを決める場所です。

ここに必要なのは「このページが何をしてくれるページなのか」が3秒で伝わるキャッチコピーです。「御社のマーケティング課題を解決します」では曖昧すぎます。「IT系50〜300名企業向け:月のリード獲得を3倍にするマーケ支援」のように、対象と価値を具体的に書く。これだけで直帰率が下がるケースは多いです。

CTAボタンのテキスト、何と書いてありますか。「お問い合わせはこちら」では弱い。

「無料相談を予約する」「資料を今すぐ受け取る」のように、ユーザーが得られる価値を書くと、クリック率が変わります。フォームの項目数と入力形式の最適化も合わせて取り組むと、効果が出やすいです。

また、フォーム直前に「30秒で入力完了」「返信は1営業日以内」といったマイクロコピーを添えると、送信ためらいが減ります。CTAのマイクロコピー活用術については別記事で詳しく解説しています。

BtoBの担当者は、初めて問い合わせをする前に必ず「信頼できる会社か」を確認します。以下の要素がLPに含まれているかチェックしてください。

  • 支援実績の数字(例:2,000社以上)
  • お客様の声・事例(匿名でも業種・規模を明示)
  • 担当者の顔写真と名前

これらがあるとないとでは、CVRに大きな差が出ます。

LPO改善の進め方:4ステップ

GA4やヒートマップツールで「どこで離脱しているか」を確認します。スクロール率が50%以下なら、ファーストビューに問題がある可能性が高い。フォーム直前での離脱が多いなら、フォームや直前のCTAに問題があるかもしれません。

データから「なぜ離脱しているか」の仮説を立てます。「ファーストビューのメッセージが刺さっていないから」「フォームが長すぎるから」といった具体的な仮説が重要です。

仮説に基づいて改善案を作り、A/Bテストで検証します。一度に複数の変更をすると、どれが効いたかわからなくなるので、変更は1箇所ずつが基本です。

1回のテストで終わらせないことが大切です。LPOはPDCAを繰り返すほど精度が上がります。月1回の改善サイクルを3〜6か月続けると、CVRが倍になるケースも珍しくありません。

AI時代のLPO:Google AIモードへの対応も忘れずに

2025年以降、Google検索にAIモードが導入され、検索結果の形が変わりつつあります。ユーザーが検索結果に直接回答を得られるようになると、LPへの流入が変化する可能性があります。

LPOの観点からすると、流入の質が変わるということです。AIモード経由で来るユーザーは、すでにある程度情報収集済みで、より具体的な問題解決を求めています。

だからこそ、LPのメッセージを「何ができるか」ではなく「どんな課題を解決できるか」に絞ることが重要になってきます。

AI Modeとは何か・SEOへの影響については別記事で解説しています。

LPOとSEOを組み合わせる

LPOはCVRを上げる施策ですが、SEOと組み合わせることで流入とCV両面を改善できます。

SEOで検索上位に入ることで流入量を増やし、LPOで来た人をCV(問い合わせ・資料請求)につなげる。この両輪を回すことが、BtoBマーケティングにおけるオウンドメディア戦略の核心です。

オウンドメディアの立ち上げ・運用についても参考にしてみてください。

GMGが現場で使っているLPOチェックリスト

GMGでは2,000社以上のBtoB支援を通じて、360以上のtipsを蓄積しています。その中から、LPO改善時に必ず確認する項目をご紹介します。

ファーストビュー 対象者と価値が明確になっているか / 読みやすいフォント・コントラストか / CTAボタンが目立っているか
コンテンツ 課題→解決策→実績→CTAの流れになっているか / 数字・事例が具体的か / 専門用語は適切に説明されているか
フォーム 入力項目は必要最低限か / エラーメッセージはわかりやすいか / 送信ボタンのテキストは価値訴求になっているか

このチェックリストだけでも、改善のヒントが見つかるケースがほとんどです。

まとめ:LPOは「試して学ぶ」を繰り返すこと

LPOは一度やれば終わりの施策ではありません。仮説を立てて検証し、学習を積み重ねることで成果が出るものです。

「何から手をつければいいかわからない」という方は、まずGA4でどのページのどの箇所で離脱が起きているかを確認するところから始めてみてください。データが見えると、仮説が立てやすくなります。

GMGではCVR改善から広告・SEOまで、BtoBマーケティング全体を伴走支援しています。「うちのLPはどこが問題か見てほしい」という方は、まず無料相談からご連絡ください。

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監修者情報

グロースマーケティング研究部

福田湧基

コンサルテイング本部 事業開発課所属

福田湧基(ふくだ ゆうき)

クラウドサーカス株式会社で、デジタル集客およびDX支援コンサルを担当。
昨今のAI時代における企業の競争力強化を最大の目的とし、AIO対策サービスの開発から市場への展開までを主導しています。

監修者情報

グロースマーケティング研究部

白道 獅化

コンサルテイング本部 事業開発課 AI部門所属

白道 獅化(しらみち しか)

SEO・広告を中心としたデジタルマーケティングの領域で5年目を迎え、これまで1000社以上のサイトデータ分析に携わってきました。
現在はAIO対策のコンサルティング支援を提供する事業のサービス開発を担当しています。

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