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CTAの周辺には、行動をもう一押しするための「マイクロコピー」を記述することができている

「マイクロコピー」とは、WebサイトのCTA(CVボタンリンク)などのまわりに表記される短いテキスト文のことです。「キャッチコピー」や「見出し」のように大きく目立つものではないですが、コンバージョン(CV)を左右する重要なコピーです。

もっともよく「マイクロコピー」が使用されるのは、CTAなどのボタンリンク周辺ですが、「入力フォーム」「ログイン画面」など行動につながる箇所で使用されます。

  • ボタンリンク
  • 入力フォーム
  • 完了ページ(サンクスページ)
  • ログイン画面
マイクロコピー例1マイクロコピー例2マイクロコピー例3 マイクロコピー例4

この記事では、「マイクロコピー」について基本的な作業内容・テクニックを紹介していきます。

「マイクロコピー」を設置することによるメリットを確認する

CTAの周辺に「マイクロコピー」を記述することの「メリット」は3つあります。

  • 利用者の行動を後押しする
  • 利用者の不安を減らす
  • 補足することで理解しやすくする

資料請求や問い合わせなどのCVボタンをタップ/クリックしようかどうか判断を迷っている利用者に対して、「今すぐ●●する」「たった●分で登録」などのマイクロピーを併記することで、行動を後押しすることができます。

あるいは、「顧客満足度No.1」「累計800社導入」「継続率●%」などを追記することで利用者が感じる不安を取り除いたりすることも重要ですね。

もうひとつは、利用者によってはページ内の説明がわかりにくく感じることを先回りして、「こちらから登録↓」「入力例サンプル:●●●●」など表記することで理解を下支えすることができます。

自社サイトの「CTA」が、単にボタンだけを設置しているようでしたら、周辺にマイクロコピーを記述することを検討してみてはいかがでしょうか。

実際に「マイクロコピー」を、CTAの周辺に設置してみる

それでは、実際にCTAのまわりに「マイクロコピー」を記述してみましょう。

以下のポイントなどを考慮することで利用者の心を動かすコピーが作れます。

記述するポイント
  • 行動することで「何が起きるか」を明記する
  • 行動することで「得られるメリットは何か」を明示する
  • 行動することによる「デメリットが少ないこと」を明示する
  • 簡潔かつ平易なことばで記述する

よくある「マイクロコピー」の例を、サンプルとして以下に挙げさせていただきます。

すぐに良いマイクロコピーを設置することはできないかも知れませんが、利用者にとってどんなメッセージをするのが良いかを想像しながら作成してみましょう。

マイクロコピーのサンプル例
  • 「今すぐはじめる」
  • 「ここを押して始める」
  • 「今すぐ資料請求する」
  • 「無料で資料ダウンロード」
  • 「今すぐお試し」
  • 「無料トライアル」
  • 「まずは無料で始める」
  • 「7日間無料体験」
  • 「いつでもキャンセル可能です」
  • 「いつでも解約できます」
  • 「顧客満足度No.1」
  • 「累計800社に導入されています」
  • 「利用継続率●%」
  • 「この記事は●分で読めます」
  • 「見積は20秒で完了します」
  • 「質問はたったの5問です」

また、マイクロコピーは作成して終わりではなく、何度も改善を繰り返していくものです。

試行錯誤してチューニングすることでCVを向上させるコピーに少しづつ近づけていきましょう。

まとめ

1つでも当てはまったらチェックしましょう。

  • 「マイクロコピー」を設置するメリットを、確認することができた
  • 実際に「マイクロコピー」を、CTAの周辺に設置できた
グロースマーケティンググループ 編集部

グロースマーケティンググループ
編集部

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