顧客が抱える「課題」を独自メソッドで「成功」へ導くマガジン。

KNOWHOWノウハウ

  1. HOME
  2. ノウハウ
  3. WEB STRUCTURE
  4. サイト構成で、自然検索によるサイト流入を増やすための「お役立ち情報」のページを用意できている
WEB STRUCTURE

/ 更新日

サイト構成で、自然検索によるサイト流入を増やすための「お役立ち情報」のページを用意できている

Webサイトにおける「お役立ち情報」はいわゆる記事コンテンツを投稿する「ブログ・コラム」ページです。製品サービスのような直接的な営業活動となるページではありませんが、まだ需要が顕在化していない潜在的な新規リードを「検索エンジン経由」でサイト流入させる「集客」の役割をはたします。

利用者は、まだ製品サービスをどの企業に発注するか、あるいはまだ「悩み・困りごと」などの課題すら顕在化していない状態ではありますが、この段階の利用者に「有用・便利な情報が見つかるお役立ち情報サイト」だと知ってもらうことで、課題が顕在化してからの営業活動はスムーズに進めることができます。

もちろん、潜在的な利用者のサイト流入を増やすには、記事コンテンツを数多く作成していく必要があるため、一朝一夕には実現できるわけではありませんが、新たに商談創出するという点からも「お役立ち情報」ページを用意することは有益です。

自社サイトに、「お役立ち情報」を設置することでできることを知る

お役立ち情報のページでは、記事コンテンツを日々作成・投稿するなど「更新」が多く発生するため、「CMS(コンテンツ管理システム)」の導入を前提となります。もちろんCMSを使用しなくても日々サイトを更新することができれば問題ないですが、そのたびにHTMLコーディングを行う必要があるため、専門的知識が必要となってきます。

そのため、技術知識がなくてもページ更新できる「CMS」を導入をおすすめします。 その上で、お役立ち情報ページを開設するメリットについてはいくつかあります。

サイト流入を増やすことができる

Webサイトにある「製品サービス」「料金プラン」などのページは、自社および製品サービス自体をよく知っている利用者への訴求としては役に立ちますが、まだ自社および製品サービスを知らない層や、「課題」が顕在化していない漠然とした悩み・困りごとを抱えている層へはアプローチすることができません。

そのため、「お役立ち情報」では、製品サービスと関連しながらも「多方面に広げた話題」を取り上げて記事コンテンツを作成すれば、潜在層の新規リードを獲得することができ、サイト流入を増やすことができます。

そして、サイト流入・回遊が増えて活動的なサイトになればさらに検索エンジンでの結果順位が上がっていくというSEO効果が期待できます。

長期的なマーケティング資産となる

「お役立ち情報」は、「資産」としてページに半永久的に残るため、過去に作った記事コンテンツもサイト流入にずっと貢献し続けます。つまり記事を一度アップすれば、常に検索エンジンで表示されるほか、例え上位表示が叶わなかった場合でも、記事リライトをすることで再度最適化をねらうこともできます。

広告出稿であれば、このような蓄積型のマーケティング活動はできません。

「お役立ち情報」ページを用意して、実際に記事コンテンツを作成してみる

実際に、お役立ち情報ページで「記事コンテンツ」を作成してみます。

基本的には、以下の流れで進めることが一般的です。

重要キーワードの選定

まずは、記事コンテンツで使用する「重要キーワード」を決めます。潜在層にアピールできそうな題材を取り上げ、「どんな人にサイトやコンテンツを見て欲しいか」をしっかりと想定した上で、キーワード選定することが大事です。

ここでは、Googleキーワードプランナーなどを使って、「重要キーワード」がどれだけ検索されているかの検索ボリュームなども調べておくと良いでしょう。

キーワードプランナー使用手順

「ログイン」 → 「ツールと設定」 → 「キーワードプランナー」 → 「検索のボリュームと予測のデータを確認」をクリックする

記事の外枠(アウトライン)の作成

ある程度の検索ボリュームがある「重要キーワード」を選定できたら、いきなり書かずにまず外枠(アウトライン)を作成します。アウトラインは「タイトル」「書き出し」「本文」「結論」と、大きく4つの要素で構成します。サイト流入に影響を与える「タイトル」では、その記事コンテンツで何を伝えたいかを短い語句で訴えます。「書き出し」は掴みとしてグッと引き込み、そのページで利用者がどのようなことを得られるのかを簡潔に記載します。

ページの核となる「本文」では、タイトル・書き出しで述べたことをわかりやすく理解できる説明にし、「結論」ではまとめを行います。

記事を書いてみる

記事コンテンツの書くのは簡単ではありませんが、まずは思い切って書いてみることです。注意することとしては、執筆を始めると「製品サービスをアピールしたい」などと自社中心のコンテンツを作成してしまいそうになりますが、そうすると利用者は一気に離れていってしまいます。偏った意見ではなく、「お役立ち情報」として悩み・困りごとを解決できる情報を提供するのが大切です。

記事コンテンツの作成は大変ではありますが、「お役立ち情報」は、新規リードの「サイト流入」を増やす方法としては大変効果的です。ぜひ、まだブログ/コラムなど開設していないようでしたら、ぜひ検討してみましょう。

まとめ

1つでも当てはまったらチェックしましょう。

  • 自社サイトに、「お役立ち情報」を設置することでできることを理解できた
  • 「お役立ち情報」ページを用意して、実際に記事コンテンツを作成できた
グロースマーケティンググループ 編集部

グロースマーケティンググループ
編集部

「成果を、共に」
顧客と共に考え、実行を繰り返しながら「成果」を追求するグロースマーケティンググループ(GMG)の、デジタルマーケティング情報メディア。BtoB企業の営業・マーケティング担当者がすぐに使える「お役立ち情報」を発信していきます。

成功へ導く
6つの要素