SEOと「文字数」の関係性、効果的とされる記事コンテンツ(ブログ)の文字数の目安
単に文字数が多いだけのページは検索エンジンから評価されないが、良質なコンテンツにはそれなりの文字数が必要
ページ文を分解すると、「ページ冒頭の要約文」「記事コンテンツ」などに分かれます。
ページ文でいうと、ページ冒頭の要約文が1つ、内容を説明する記事コンテンツが複数あって、それに画像・図表などやリンクボタンなどがあってページ全体が構成されます。
これらは勿論、サイト流入するペルソナを想像しながら「質」の良い記事内容にしていくことが大事ですが、SEOを考えた場合に、質だけでなく「量」についても気にしておく必要があります。
文字テキストボリュームの目安(規定)
- ページ冒頭の要約文(pタグ):全角200文字以上
- 記事コンテンツ(pタグ/articleタグ):全角300文字以上
参考
タイトル文(titleタグ):全角28〜30文字以内
検索結果で表示される説明文(descriptionタグ):全角120文字以内
※ページ冒頭の要約文:ページタイトルの下あたりにページ内容を大まかに説明した文章を3〜4行程度で入れることがあります。
ページを構成するこれらの文字テキストは、最低限のボリュームがないと、検索エンジンに「有益なコンテンツ」ではないと判断される恐れがありますので、量についても十分配慮しましょう。
作業手順
文字数を調べるツール等で、ページの「文字テキスト」をカウントする
Webページそれぞれの文字数がどれくらいあるか現状把握する
まず、ページ内の文字数がどれくらいあるかをチェックしましょう。以下の無料ツールを使って、ページにある文字テキストをコピー&ペーストして貼り付けます。すると、ページの文字数が簡単にカウントできます。
まずはページ全体、そして「コンテンツ文章」などそれぞれに分けて数えてみましょう。「ページ冒頭の要約文」などもあればカウントしてみましょう。
文字数カウント
利用者にとって役立つ、良質なコンテンツになるように「具体性」を盛り込む
具体的な、事実・数値・事例・ノウハウ・手順などまで落とし込んで記述することで、自然に文字数は増えて、結果としてSEO対策となる
それぞれの文字ボリュームが足りていないとすれば、具体的な内容になっていない場合があります。今ある記事内容をもとにしつつ、よりディティールを深掘りすることで、役に立つ内容になるように工夫しましょう。
その際には、ただカサ増しするのは避けて、いわゆる「3つの要望」を使ってコンテンツを肉付けしていくと利用者の求めるものが具体的になって良いです。
3つの要望
~について知りたい・探したい・調べたい(Knowクエリ)
利用者は、わからないことへの「答え」を求めて検索エンジンを利用します。そのため、その「答え」が正しくかつ豊富な情報として記載されているWebページであれば、検索エンジンは、優先的に結果表示しようとします。
~を実行したい・実現したい(Doクエリ)
利用者には、検討したい「行動」があるため、具体的な手順やノウハウ、導入事例など記載されているWebページは、結果表示されます。具体的な行動イメージがある場合が多いため、流入してくるのは関心度の高い利用者といえます。
~を購入したい・導入したい(Buyクエリ)
検討からさらに進んで、悩みを解決してくれるサービスの導入を進めたい利用者と言えます。絶対数は少ないですが、より具体的な料金・導入イメージ・問い合わせフォームなど深掘りした情報であれば、有益だと感じてもらえる可能性があります。
また可能であれば、コンテンツは有資格者や専門職、熟練者などによる「専門性」「権威性」「信頼性」のある内容にすることで、より質の高さを担保することができます。
これらを付け加えることでより有益な情報となります。
また、記事を作っていく際には、「重要キーワード」や「サジェストワード」を組み合わせることも忘れないようにしましょう。劇的に、サイト流入が増えるわけではないですがこれらの改善をひとつひとつ行っていくことが大事です。
まとめ
1つでも当てはまったらチェックしましょう。
- 文字数カウンタを使って、ページの「文字テキスト」をカウントできた
- より有益な情報コンテンツになるように、「具体性」を盛り込むことができた