国際標準ルールである「W3C規格」をできるだけ準拠したかたちで、ページのHTML記述ができている
Webサイトを制作するときの代表的なルールに「W3C規格」というものがあります。
この規格は、Web技術の国際標準を整備する目的で設立された「World Wide Web コンソーシアム」によって取り決められた仕様であり、Webサイトの制作にあたっては「W3C規格」を遵守することを推奨しています。
これら、W3C標準規格に則ることで、「ユーザビリティ」「回遊性」「ページ表示速度」などが向上し、結果として検索エンジンの評価が向上することが期待できると言われています。すべてにおいて準拠する必要はないですが「国際標準のルール」として、参照しながらHTMLファイルを記述していくことが望ましいです。
この記事では、「W3C規格」について紹介します。
参考サイト:W3C規格サイト
作業手順
自社サイトのHTML記述が「W3C規格」に準拠しているかどうかチェック
自社サイトを構成しているHTMLの記述が「W3C規格」に準拠しているかどうか、「W3C:World Wide Webコンソーシアム」が公開している無料ツールを使って調べることができます。エラーが表示されるようであれば手直しを検討してみましょう。
参考サイト:Markup Validation Service
▼入力画面
▼結果判定画面
規格に準拠していない部分があれば、可能な範囲で改善する
無料ツールを使った結果、「W3C規格」に準拠していないことがわかったら、エラーの内容を参照したうえで、WebページのHTML記述を修正することを検討しましょう。
以下は、よくあるエラーですので予めそのような記述がないかチェックしておきましょう。
実際のところWebサイトの制作においては、「W3C規格」から外れてしまうものも少なくないです。特に「CMS」などのクラウドツールを導入している場合は、その仕様上から規格を踏襲できない場合が多々あります。
そのため、必ずしもW3C規格に準拠しなければいけないわけではありませんが、あくまで目安のひとつとして考えれば良いです。
まとめ
1つでも当てはまったらチェックしましょう。
- 自社サイトのHTML記述が「W3C規格」に準拠しているかどうかチェック
- 規格に準拠していない部分があれば、可能な範囲で改善する
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