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更新日

タイトル(titleタグ)は、そのページに書かれている内容をきちんと反映して記述できている

各ページへのタイトル(titleタグ)は、SEOの基本であり、最少の労力で最大の効果を生み出せる部分です。

この記事では、基本的な作業内容・テクニックを紹介していきます。

自社Webサイトの対象ページの「タイトル」を把握する

自社のWebサイトの「タイトル」をチェックしたい場合は、Google ChromeなどのWebブラウザでチェックしたいページを開いてみてください。

タイトル確認画面

正確なtitleタグの見方

ブラウザのタブに表示される文字数は上限があり、一定文字数以上だと省略されます。正確なtitleタグの確認は以下の通りです。

titleタグを確認したいwebサイトへPCでアクセス

サイト画面

お使いの端末に従い下記のショートカットでソースページが表示されます。

Mac:option + command + U
Win:Ctrl + U

ページのソース画面

<title></title>で囲まれてる箇所がtitleタグになります

titleタグ画面

タイトル文章を考え、書き換える

現状を確認したら最適なタイトルをつけていきます。Googleが公式資料「検索エンジン最適化スターターガイド」を参考にし、ポイントをまとめましたので確認ください。

ページタイトルの文章を考える際のポイント
  • ページに書かれている内容がすぐに分かるタイトルを付ける
  • 検索結果に表示させたいキーワードをタイトル文の前側に入れる
  • ページの内容に関係ないキーワードは入れない
  • タイトルは文章で作成する
  • 各ページごとにタイトルはそれぞれ作成する
  • タイトルは可能な限り28〜30文字程度に収める
  • 1つのページタイトルに同じキーワードを何度も入れない

1.ページに書かれている内容がすぐに分かるタイトルを付ける

まずはページの内容をきちんと反映したタイトルをつけましょう。

一度読了するだけで、サイトへ訪れたユーザーがページの内容を正確に想像できるタイトルを設定してください。これが不十分だと、たとえ検索順位で1位を獲れたとしても思うように効果を発揮できません。タイトルとページの内容にギャップがあれば、「あれ?想像していた内容と違うなぁ・・・」と訪問者は感じて、すぐさまページを離れて直帰してしまうからです。

これではWebサイトを改善していく目的である、商品・サービスの注文やお問い合わせ(コンバージョン)が獲得できないのは間違いないでしょう。そのうえユーザーへは「期待していた内容が掲載されていない」と悪印象を抱くので、会社自体のイメージもダウンする可能性があります。

ページの内容をうまく表したタイトルをつけることは、検索順位の上位を獲ることよりも本質的には重要です。

2.検索結果に表示させたいキーワードをタイトル文の前側に入れる

次に重要なのが検索エンジンに対してヒットして欲しいキーワードをページタイトルに入れることです。デジタルマーケティングのツールについて紹介しているページであれば、必ず「デジタルマーケティング」と「ツール」の2語はタイトルで使いましょう。

3.ページの内容に関係ないキーワードは入れない

1.の「ページに書かれている内容がすぐに分かるタイトルを付ける」に近い内容ですが、ページの内容と関係ないキーワードは徹底的にタイトルから排除しましょう。

これができていないWebサイトは非常に多いです。

たとえば、デジタルマーケティングのツールについてのみ書かれているページであれば、「広告運用」や「カスタマーサクセス」などのキーワードはタイトルから確実に除いてください。

デジタルマーケティングのツールに特化して作成されているページのタイトル

×:デジタルマーケティングのツール・広告運用・カスタマーサクセスなら●●建築
○:デジタルマーケティングツールなら●●

これはページタイトルだけでなくページの説明文を設定するときも同じなので、 ページの内容に関係ないキーワードは基本的に入れないように十分注意してください。

4.タイトルは文章で作成する

titleタグには検索順位の上位獲得のほかにクリックを誘導する効果も求められます。

クリック率を高めるために、titleタグに設定する文字は単にキーワードを羅列するのではなく、意味がとおる文章にしてください。

ページタイトル例

×:「デジタルマーケティングツール・クラウドサーカス」
○:「デジタルマーケティングツール『Cloud CIRCUS(クラウドサーカス)』

5.各ページごとにタイトルはそれぞれ作成する

ページタイトルは必ずページごとに違う文章を設定しましょう。

もしみなさんのホームページで、同じタイトルが複数のページで設定されている場合は、今すぐにページタイトルの修正をおこなってください。

ページタイトルが重複していると、検索エンジンからの評価が低くなり、検索順位がなかなか上がりません。ページタイトルは検索エンジンのクローラーが各ページの内容を理解するための重要な手がかりです。

それが複数のページでまったく同じだと、検索エンジンは各ページの内容を把握しづらくなり、混乱してしまいます。また、ページタイトルが重複していると検索エンジンのクローラーだけでなく、実際に検索をおこなうユーザーにとっても相当不便です。

たとえば、デジタルマーケティングのツールがA・B・Cと3ページあるとして、それらすべてのページタイトルが「デジタルマーケティングツール『Cloud CIRCUS(クラウドサーカス)』」だったらどうでしょうか?「あれ? Aとタイトルで書いているからクリックしたのに、ページに入ってみたらAの情報があまり載ってないぞ!?」という事態が発生しかねません。

「ページタイトルは本の背表紙」と捉えてみると分かりやすいかもしれません。同じタイトルのページがいくつもある状況は、本棚に並べられている書籍の題名がすべて同じになっているようなもので、どの本を選べばいいのか検討もつかず混乱してしまいます。

1.の「ページの内容がすぐに分かるタイトルを付ける」が実践できていれば、特に意識しなくてもできているはずです。

※きちんと各ページに固有のページタイトルを設定することで、多様な種類の検索キーワードから集客できる体制を整えることができます。

6.タイトルは可能な限り28〜30文字程度に収める

ページタイトルはきちんとした文章にすることが求められますが、その際には合計文字数に気をつける必要があります。具体的にはページのタイトルは合計28〜30文字程度におさまるようにしましょう。

理由としてはこの文字数をオーバーすると検索結果画面で、文末が省略されてしまうからです。

途中で省略されると見栄えが悪くなりますし、何より、文章が途中で途切れてしまうので検索ユーザーに違和感を与えてしまいます。

ただし、明確な意図がある場合はページタイトルが30文字をオーバーしても問題ありません。

「このキーワードはどうしても入れたい」「自然な文章にすると、文字数オーバーしてしまう」という場合は30字を超えてもOKです。

たとえば、「導入事例|デジタルマーケティングツール『Cloud CIRCUS(クラウドサーカス)』」というページタイトルを付けたいとします。このケースでは合計43文字なので文末が省略される可能性があります。

しかし、主要な部分は「導入事例」であり、合計4字なのでここまでは省略されずに確実に表示されます。ラストの会社名は一部省略されてしまいますが、検索ユーザーに違和感を与えるほどではありません。

つまり、「メインの部分は表示されるから、文末が省略されても問題ない」と判断した場合は30字の制限を超えてもOKです。

※ちなみに、検索結果上では省略されている部分に設置されているキーワードでも検索エンジンへの評価はされると言われています。だからといってキーワードの詰め込みは厳禁なのでご注意ください。

ページタイトルの文字数については約28〜30字に収めるのが望ましいですが、柔軟に考えて設定しましょう。

タイトルが表示される箇所

文字数のカウントには下記ツールがおすすめです。

  • ODN
  • Microsoft Word
  • Form Text Counter Badge

 

7.1つのページタイトルに同じキーワードを何度も入れない

ページタイトルに同じキーワードを何度も出すほど検索順位が良くなることはありません。

むしろ、検索エンジン側からペナルティを受け、検索順位圏外まで順位を落とされる危険性すらあります。不自然に同じキーワードがひとつのページタイトルに何度も出ないように気をつけてください。ただし、「ページタイトルを自然な文章にしようとすると、どうしても同じキーワードが出てくる」という場合は2回程度なら問題ないでしょう。

機種依存文字変換ツール:https://gcgx.games/web/tool/pdchar.html

最後に、HTML記述で「使用できない文字」がありましたが、こちらは「文字参照・数値参照(エンティティコード)」に切り替えて使用することで使用することができます。代表的な文字参照としては、以下のようなものがあります。

文字参照・数値参照(エンティティコード)
参照サイト:
https://ja.wikipedia.org/wiki/文字参照
http://atomicbox.tank.jp/special-character/

まとめ

1つでも当てはまったらチェックしましょう。

  • 自社Webサイトの対象ページのタイトル文章を把握できた
  • タイトル文章を考え、書き換えることができた
グロースマーケティンググループ 編集部

グロースマーケティンググループ
編集部

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顧客と共に考え、実行を繰り返しながら「成果」を追求するグロースマーケティンググループ(GMG)の、デジタルマーケティング情報メディア。BtoB企業の営業・マーケティング担当者がすぐに使える「お役立ち情報」を発信していきます。

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