SEOに効果的なキーワード使ったタイトル(titleタグ)、見出し(hタグ)の設定
SEO対策において忘れてはいけない「タグ」と「キーワード」の関係
企業サイトのデジタルマーケティング活動において、まずはじめに実行すべきことは「サイト流入」を増やすことです。まず何よりも「サイト流入」がある程度されるようになってから、ようやくコンバージョン(CV)をどう向上させるかを次に考えることができます。
そしてサイト流入において、自社サイトの各ページを構成する「タイトル(titleタグ)」「見出し(hタグ)」「ページ文(pタグ)」をどのように設定するかはとても重要な要素です。
これらは、サイト流入を向上させるための「SEO(検索エンジン最適化)」の基本と言えるでしょう。
では、タイトル・見出し・ページ文とは何でしょうか。
タイトル(= titleタグ)
見出し(= h1, h2, h3, h4タグ)
ページ文(= pタグ)
単なる文字というわけでなく、HTMLファイルにおいてもタグ分けされて設定されます。
ただ、何となく記述するのではなく、これらの「文字テキスト」をしっかり設計していくことで、Googleなどの検索エンジンから有益なサイトであると認識されて、「サイト流入」を増やしていくことができます。
この記事では、「重要キーワード」について基本的な作業内容・テクニックを紹介していきます。
作業手順
自社サイトへの、検索エンジン経由によるアクセス流入を最大化させるための「キーワード」を選択し、決定する
ターゲット対象(ペルソナ)が、どのような記事コンテンツを探しているか/読みたいと思っているかを想像しながら、検索されやすいキーワードを考案する
利用者にどのような単語/語句を使って、検索エンジン(= Google)からサイト流入してほしいのか、言い換えればどのような単語/語句であればよく検索されやすいのかを考えて、対策すべき「重要キーワード」を決めます。
ここでは当社のサービスサイトを例にしますが、サービス内容が「マーケティングオートメーション」「MA」になるため、「重要キーワード」の候補としては下記が考えられます。
- マーケティングオートメーション
- マーケティングオートメーションツール
- MA
- MAツール
これらの中で検索によるサイト流入をねらいたい「重要キーワード」を選定していきます。キーワード候補が複数あって、キーワード選びに悩んでしまうときは「検索回数が多いもの」からまずは重要キーワードにしましょう。
SEO対策を意識して、タイトル・見出し・ページ文のそれぞれに「キーワード」を使うようにする
もし、自社サイトのtitleタグ・hタグ・pタグに、キーワードが使用されていなければ検索エンジン対策として、見直しを図る
重要キーワードを決めたら、改めて自社サイトのそれぞれのページで使っている「タイトル(titleタグ)」「見出し(hタグ)」を確認してみましょう。これらは、ページの上から下までを目視しても良いですが、便利なチェックツールがあります。
Google Chromeの拡張ツールである「SEO Meta 1 Click」を使用すれば、タイトル=title、見出し=h1、h2、h3 を調べることができます。こちらは無料で使うことができます。
ダウンロードはこちら:SEO Meta 1 Click
▼アドオンをクリックすると、「titleタグ」が表示
▼「Headers」のタブをクリックすると「hタグ」= 見出しが表示
タイトルには「無料で使えるマーケティングオートメーション」、見出しには「MA(マーケティングオートメーション)ツールとは?」、などマーケティングオートメーションという重要キーワードが入っています。
もし、タイトル・見出しに「重要キーワード」が入っていなければ、ページにはねらったキーワードでの検索流入は期待できないということになります。文脈に合うようにしつつ、「重要キーワード」を入れ込むようにしましょう。
最後に、Googleから評価を考慮してページ全体でも偏りなくキーワードが配されているかチェック
最後に、ページの文章全体を構成している「ページ文(pタグ)」にもざっと目視で確認しましょう。「重要キーワード」が、全体的に違和感なく記載されているでしょうか。単純に、「重要キーワードがあればあるほど良い」ということではなく、自然な形で「重要キーワード」をうまく散りばめられているのが望ましいです。
ただし、不自然かつ無理やり「重要キーワード」を多数使っていると、むしろGoogle評価を下げることになりますので、そこは注意しましょう。
まとめ
1つでも当てはまったらチェックしましょう。
- 自社サイトへの検索流入をねらいたい「重要キーワード」を決定することができた
- タイトル・見出し・ページ文で、「重要キーワード」を使うようにする
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