顧客が抱える「課題」を独自メソッドで「成功」へ導くマガジン。

KNOWHOWノウハウ

  1. HOME
  2. ノウハウ
  3. SEO
  4. 自社サイトの記事コンテンツは、「導入文・ボディ本文・まとめ文」に分けてわかりやすく構成できている
SEO

更新日

自社サイトの記事コンテンツは、「導入文・ボディ本文・まとめ文」に分けてわかりやすく構成できている

多くの中小企業が、自社サイトのアクセス向上のために取り組む「記事コンテンツ」

多くの企業が、自社サイトにおいてブログ・コラムページを開設し、「記事コンテンツ」を公開していますが、これにはどのような効果があるのでしょうか。

まずは、検索エンジンを使って何らかの情報を調べている利用者が「検索結果」をもとにサイト流入してくることが期待できます。よく検索される「キーワード」を記事コンテンツに無理なく使用していくことで、Google検索をしたときに上位表示されるようになります。それと、インターネット利用者にとって有益な記事コンテンツが多く公開されているサイトは、価値あるサイトとして信頼を得ることができるでしょう。

主にはこれらが企業サイトにおける「記事コンテンツ」の効果です。

記事コンテンツの「原稿構成」をおおまかに切り分ける「3つの要素」を理解する

さて、多くの企業サイトが記事コンテンツを公開している理由はわかったと思います。ただ、実際に自社サイトでも「ブログ・コラム」を用意して、記事コンテンツの「原稿」を作成するとなった場合に、果たしてどのような構成にすれば良いのか悩んでしまうのではないでしょうか。

ここでは、記事コンテンツ原稿の「構成」について詳しく見ていきます。

デジタルマーケティングのブログ・コラムは「導入文・ボディ本文・まとめ文」で構成

実は、ほとんどの記事コンテンツは以下の「3つの要素」で構成されていると言って良いでしょう。まず、「導入文」で全体の概要を話し、次に「ボディ本文」が始まり、最後に「まとめ文」が来ることで全体を通して言いたいことが伝わるようにしています。

(1)導入文

記事冒頭の書き出し部分、リード文です。閲覧者がはじめに目にする文章なので、できるだけ惹きつける必要があります。全体の「概要」を簡潔に伝えるのはもちろん、読むことで得られる「メリット」を伝えます。そして、注目されるようなコピーワークが大切です。例えば「〜ができず困っていませんか?」と投げかける疑問形の言い回しなどは印象に残りやすく、よく使用されます。

(2)ボディ本文

導入文につづく中身部分です。ここは、文章を延々と記述するのではなく、適度に「見出し」を入れてパラグラフ(段落)分けすることが大事です。ここでは、対象ターゲットが関心を持っている「キーワード」を文中に上手く組み込みながら、自社が提供できる情報をできる限りアピールしましょう。ボディ本文を「構成」としては、PREP法・SDS法・DESC法など色々な書き方がありますが、「主張」「理由・根拠」「事例」「要約」と言ったもので構成されています。これらを不自然にならない順番で構成することで、記事コンテンツを印象に残るものにしていきましょう。

(3)まとめ文

記事コンテンツの結論にあたる部分です。本文で主張した内容を、このまとめ文で端的にまとめながら締めるとともに、次の行動をうながすことが大切です。記事のテーマ・トピックによっても変わってきますが、「資料ダウンロード」や「お問い合わせ」へのリンクボタンを設置することで、コンバージョン(CV)につなげるのも良いでしょう。

これら「3つの要素」を意識して記事コンテンツを構成していけば、あまり悩むことなくスムーズに原稿作成ができるのではないでしょうか。

記事コンテンツの中身部分に「見出し」を加えて、わかりやすく構成してみる

さらに、記事コンテンツの原稿をしっかりと構成するためには、前述した「PREP法」「SDS法」「DESC法」といった手法を部分的に取り入れてみるのも良いかと思います。特に、ボディ本文をさらにいくつかのパラグラフ分けする際には試してみると良いでしょう。

構成例①:PREP法

Point(要点)、Reason(理由)、Example(事例)、Point(要点)の順で構成する方法です。まず、最初に結論を言い、次に理由を説明します。続いて、理由を裏付ける具体例を示し、最後に再度結論に振り返って強調します。この方法は、短い時間で要点を理解してもらうのに有効とされます。ビジネスライティングではよく使用される論法ですね。

構成例②:SDS法

Summary(要約)、Details(詳細)、Summary(要約)の順に構成する方法です。これは一見するとPREP法に似て見えますが、PREP法はPointの主張〜説得することに力を入れているのに対して、SDS法は、まず簡潔なSummary→詳しいDetail→簡潔なSummaryとすることで理解をうながすことを目的としています。こちらが提供する情報を記憶に残したいときに効果的です。

構成例③:DESC法

Describe(記述)、Express(表現)、Specify(具体化)、Consequence(結果)の順で構成します。まず、背景・状況を記述(Describe)し、次にそれに対する筆者の意見・気持ちを表現(Express)します。続いて何らかの提案を投げかけ(Specify)、それによる結果・効果(Consequence)を述べます。この書き方は、なんらかの課題解決・改善提案となる文章にはとても効果的です。

これらの構成例は、ボディ本文の中身をいくつかの「見出し+本文」として組み立てるときに便利です。例えば、PREP法であればPoint(要点)、Reason(理由)、Example(事例)、Point(要点)のそれぞれに見出しを入れて、パラグラフ分けすることで閲覧者側は読みやすくなります。

まとめ

中小企業が、記事コンテンツを原稿作成していくにあたって、「テーマ・トピック」の選定と共にどのような「構成」にするかは頭を悩ませる部分でしょう。最初はちょっと手間がかかるかも知れませんが、ご紹介した「3つの要素」や「PREP法」などの手法を参考にしながら、ぜひ自社らしいコンテンツ作成を目指していきましょう。

1つでも当てはまったらチェックしましょう

  • 記事コンテンツの「原稿構成」をおおまかに切り分ける「3つの要素」を理解できた
  • 記事コンテンツの中身部分に「見出し」を加えて、わかりやすく構成できた
グロースマーケティンググループ 編集部

グロースマーケティンググループ
編集部

「成果を、共に」
顧客と共に考え、実行を繰り返しながら「成果」を追求するグロースマーケティンググループ(GMG)の、デジタルマーケティング情報メディア。BtoB企業の営業・マーケティング担当者がすぐに使える「お役立ち情報」を発信していきます。

関連記事

成功へ導く
6つの要素

成功メソッド:タグ編