製品サービスや情報コンテンツが多岐にわたるときは、すぐ見つけやすいように「サイト内検索」を設置できている
「サイト内検索」とは、自社サイトに設置するサイト内限定の検索機能です。自社サイトのヘッダーなどにこの「サイト内検索」があるだけで、閲覧者としては求めている情報に素早くたどり着けるようになります。
主には、ニュースメディアやEC、学校機関などのサイトでよく目にしますが、BtoBの企業サイトでもよく使用されるようになっています。
特に、製品サービスの点数がいくつもあったり記事や資料などの情報コンテンツが豊富で、ページ数が多くなっているサイトの場合は「サイト内検索」を設置したほうが良いと言えます。また、サービス対象が企業・自治体など多岐にわたる場合にも、サイト内検索を使用することで求める情報に簡単に到達しやすくなります。
作業手順
自社サイトに「サイト内検索」を設置することのメリットを理解する
サイト内検索のメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。
ユーザーエクスペリエンスの向上特にページボリュームの多いサイトでは、サイト内検索を入れることで今まで閲覧されることがほとんどなかった下層ページへの流入が増大した例もあります。
SEO効果については正確には言えないですが、サイト内検索が設置されることで、サイト内ページの閲覧率が増加するようになったり、情報コンテンツの改善がされれば有益性が上がり、SEO上のメリットがあると言われています。
実際に「Googleカスタム検索」を使って、サイト内検索を設置してみる
「サイト内検索」を自社サイトに組み込むにあたっては色々なサービスツールが存在しますが、ここでは手軽に導入しやすい「Googleカスタム検索（Google Programmable Search）」を使用してみます。
Googleカスタム検索は「無料ツール」ということもあり導入しやすく便利ですが、検索結果画面に検索連動型広告が表示されます。（広告を非表示にする場合は低額の費用が発生します）
参照URL：広告に関する問題
検索対象を以下の2通りから選ぶことができますのでサイト内検索に使用するのであれば「特定のサイトまたはページ」を検索を選びましょう。
- 特定のサイトまたはページを検索
- ウェブ全体を検索
「新しい検索エンジンが作成されました」と表示され、サイトへの貼り付け用の「タグコード」が発行されます。HTMLファイルの＜body＞＜/body＞の間に埋め込みましょう。
プレビューで、実際の使用感を試すこともできます。
ユーザーエクスペリエンスや、SEOを考慮した場合には「サイト内検索」は効果的と言えます。特にページ数が多く、階層がいくつも分かれているようなサイト構成であればなおさら。
Googleカスタム検索は、GoogleAnalyticsとも連携が可能なのでクエリデータの分析をも可能となり、コンテンツ改善にも役立ちます。また、Googleカスタム検索以外にも有償ツールが多く存在します。
まだ、自社サイトに設置されていなければぜひ検討してみましょう。
まとめ
1つでも当てはまったらチェックしましょう。
- 自社サイトに「サイト内検索」を設置することのメリットを理解できた
- 実際に「Googleカスタム検索」を使って、サイト内検索を設置できた
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