遷移元の「リンク名」と、遷移先のページの「表題(h1タグで記述することが多い)」は、ほとんど同一の表記にできている
Webサイトにおける利用者の使いやすさを考慮した場合、「デザイン構成」や「コピーライティング」などがすべてのページで「統一」していることが重要です。
ページの色合いから言葉の言い回し、文字サイズやレイアウトに至るまで構成に一貫性がなく「ズレている」と、利用者からすれば「別のサイトに遷移してしまったのか」と、不安感・ストレスを感じることになります。
同様に、ページ内のリンクに記述される言葉/語句と、リンクから遷移したページの表題(h1になることが多い)は、ほぼ同様の「表記」に統一されているのが望ましいです。
グローバルナビゲーションの「リンク名」と遷移先ページの「表題(h1)」
https://cloudcircus.jp/media/cases/
作業手順
「リンク元」と「表題」で、表記が違っていることによる弊害を、理解する
もし、自社サイトのページ遷移元の「リンク名」とページ遷移先の「表題」に大きなズレが生じてしまうとユーザーエクスペリエンス(UX)において問題のあるサイトと言えます。
主には、以下のような弊害があります。
利用者不安/ストレスを感じることで、企業/サービスへの「信用」が減退する
ユーザービリティ面での「評価」が下がる
リンク元とリンク先の表記が「統一」していれば、Webサイトの「構造」を理解しやすくなり、移動が容易になります。また、Googleクローラーがサイト内におけるページ認識(インデックス)をしやすくなり、適切な評価をすることができます。
名前に一貫性があってわかりやすければ、利用者からにとっては「素人的なつくり」ではない信頼できるサイトだと認識してもらうことができ、ユーザーエクスペリエンスを向上できます。
※タイトル(= titleタグ)には全ページ字共通で「社名」を入れるなどの取り決めがあるために「完全一致」にならないのは問題ないが、まったく記述が異なるのは良くありません。
リンク名・表題ともに「同様」の表記になっているかチェックする
遷移元の「リンク名」と遷移先ページの「表題」での表記の違いが発生するのは、事前にしっかりサイトマップ構成を用意してリンク設計をしていなかったり、後からページ追加するときに担当者が変更になったりすると起こりやすいです。
これらは、ページ本文全体に言えることですが、特に遷移元 → 遷移先ではページを跨ぐため、利用者にとってはより「混乱」しやすいと言えます。
些細なところではありますが、「リンク名」と「表題」の言い回しがほぼ同様の表記になっているか、自社サイトを今一度、チェックしてみましょう。
まとめ
1つでも当てはまったらチェックしましょう。
- 「リンク元」と「リンク先」で、表記が違っていることによる弊害を、理解できた
- リンク元・リンク先ともに、「同様」の表記になっているかチェックできた
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