「入力フォーム」の中で、自由回答(フリーアンサー)のような記述式の設問は「任意」にできている
フォーム入力にあたって、もっとも利用者を悩ます設問はいわゆる自由記述式のフリーアンサーです。選択式の設問はどんどん進めることができますが、フリーアンサーは考えて記入しなければなりません。
そのため、このフリーアンサーの設問数があまりにも多いと心理的な負担が大きくなって離脱してしまう可能性があります。基本的に、最低限の項目数にすることがコンバージョン(CV)しやすい「入力フォーム」の理想形ではあるので、フリーアンサーもできるだけ少なくすることが重要です。
作業手順
フリーアンサーの設問数は、必要最低限に押さえられているかチェックする
まずは、自社サイトにある「入力フォーム」の中にフリーアンサーがいくつあるか数えてみましょう。主には、以下のように問い合わせの「詳細」を入手したい場合や、「理由」について知りたい場合などに使われます。
もちろん、フリーアンサーにはメリットも多いです。
フリーアンサーで記入された自由回答の情報を集計すれば、自社及び製品・サービスに対して利用者がどのように思っているかや、今の至らない箇所がどこか、どのようにすれば改善できるかなど手がかりになる情報を入手できるため有益な「調査データ」となります。ただし、フォームの目的がCVなのであれば、これらの調査はまた別の方法で行った方が良いでしょう。
ラジオボタン/チェックボックスや、プルダウンなどの選択式設問を駆使することで、「詳細」「理由」などもできるだけフリーアンサーにすること避けて、回答しやすい設問づくりを心がけましょう。
▼ラジオボタン・チェックボックス
▼プルダウン
フリーアンサーは、できる限り「必須」ではなく「任意」に変更する
また、これらのフリーアンサーが「必須」である必要があるかも検討しましょう。入力が必須のために心理的な負担からフォーム入力を断念する利用者は少なくありません。取りあえずは、後からメールを送るための「メールアドレス」「氏名」くらいが取得できれば良い、負担を減らしてできるだけCVさせたい、のであればフリーアンサーはすべて「任意」の入力にした方が成果に結びつくでしょう。
まとめ
1つでも当てはまったらチェックしましょう。
- フリーアンサーの設問数は、必要最低限に押さえられているかチェックできた
- フリーアンサーは、できる限り「必須」ではなく「任意」に変更できた
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