トップのファーストビューでは、できるかぎり「シェア3位/累計販売○台/顧客満足No.1」などファクトを記述できている
トップページの「ファーストビュー」は、サイト流入者にとっての「第一印象」となるため、製品サービスが「どれだけ役に立つか」「他と比べても優れているか」を訴えることが大切ですが、ただ自画自賛しただけでは関心を持たせられません。
関心を持ってもらうには、客観的な「数字」を使って具体的に証明すると効果的です。このような事実(ファクト)を裏付けとして製品サービスを説明できるのは強いアピールとなり、競合他社との「差別化」となります。
作業手順
ファーストビューで、製品サービスの良さを伝える「数字」を探してみる
ファーストビューにおいてどのような「数字」を使っていくのが良いでしょうか。主には、製品サービス(および自社そのもの)に関連する「事実」となる数値であり、利用者にとってメリットを感じさせ、信頼・権威を高められるものであるものが望ましいです。以下のような数字が有効です。
シェアやランキングなどの市場データ例:「売上○位」「シェア3位」「顧客満足度No.1」「業界最高水準」
例:「累計販売○台」「実績○件」「導入企業○社」「創業○年の実績」
例:「評価4.5点」「満足度95%」「お客様からの声」「100の安全基準」
「誇れる数字なんてない」と思うかも知れませんが、自社で心がけている「基準」「ルール」にも実はアピールできる数字はあるものです。一度、社内で探してみて積極的にアピールしていきましょう。
またこれらの数字は、せっかくなのでテキストだけではなく「王冠・メダル」などのアイコンをデザインして目立たせるのも効果的です。
ただ、「数字」を記述するだけではなく、テキストコピーで裏付けする
ファーストビューでこのように数字を伝えるのは良い方法ですが、より説得力を持たせるには、「裏付け」となる説明をテキストで加えることが大事です。
数字の出典・根拠を示す例:「シェア3位」という数字に「(株)○○調査所 2023年度版 製造業向けソフトウェア市場調査レポート」などの出典/根拠を添えて、信憑性を高める
例:「顧客満足度No.1」という数字に「当社ではお客様からのご意見・ご要望に応えるために常に改善・改善・改善しています。その結果、お客様から高い評価を得ています。当社の製品サービスは、お客様のニーズに合わせてカスタマイズできる柔軟性・品質が魅力です」などの意味/メリットを説明する
目立つ色でデザインし、行動を一押しする「マイクロコピー」を添える
(例: 無料プランを試す、先着600名限定、5分でわかる○○、今すぐお試し)
例:「累計販売○台」という数字に「当社の製品は、国内外の有名企業からも採用されています。例えば ××さんでは、当社製品を導入してから生産性が2倍に向上。△△さんでは、製品を活用して新しい事業分野に進出しました」などのエピソード/事例を紹介して、イメージしやすくする
これらの補足があれば、製品サービスへの信頼をより高めることができるでしょう。
ファーストビューは、サイト流入した後にトップページから「離脱」するかどうかの分岐点です。ファクトを効果的に使うことで関心を惹きつけて、サイト回遊をうながしましょう。
まとめ
1つでも当てはまったらチェックしましょう。
- ファーストビューで、製品サービスの良さを伝える「数字」を探すことができた
- ただ、「数字」を記述するだけではなく、テキストコピーで裏付けできた
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