すべてのページのファーストビューで、行動をうながす「CTA」がなんらかの形で表示できている
Webサイトの「ファーストビュー」とは、主にページを開いたときにスクロールせずに最初に目に入る範囲のことです。およそのサイズは、PCは横幅960~1,080px × 高さ550pxくらいまで、 スマートフォンは横幅360px × 高さ600pxくらいが目安となります。
この「ファーストビュー」に利用者がアクセスした際に、自分が求める情報がないと判断されると すぐに離脱してしまう可能性が高いです。離脱させないためには、以下の3つを明確にして、それらを「キャッチコピー」「メインビジュアル」でわかりやすく表明することが大事です。
「誰」に向けているサービス・プロダクトか それを使うことで、何の「メリット・価値」が得られるか 他のサービス・プロダクトとの「違い・独自の強み」これを踏まえた上で、近年では、ファーストビューに「メールマガジン登録」「資料ダウンロード」などの中間CVをうながす「CTA」を設置することでよりアクションに結び付けられると言われています。
CV(コンバージョン)を向上させるためにファーストビューを改善してみましょう。
作業手順
ファーストビューに「CTA」ボタンがあるか確認する
ファーストビューを見て価値を感じられたらすぐ行動に移す利用者もいます。気持ちの盛り上がりを逃さないためにも、ファーストビューには何らか中間CVをうながす「アクションボタン」を入れましょう。このボタンは、一般的にCTA(Call to Action)と呼ばれますが、あまりたくさん設置すると利用者が迷ってしまうため、2つ程度が望ましいでしょう。
中間CVとしては「資料ダウンロード」あたりが最も行動を起こしやすいです。ついで、ウェビナー、無料体験デモ、メールマガジン登録、見積依頼などの順で関心が深くなり、いわゆる「問い合わせ(=CV)」が最も関心が高いアクションと言えます。
実行にあたっては、社内のデザイナーにも相談してみましょう。
ボタンがなければ新たに設置し、マイクロコピーを記述する
ファーストビューに「CTA」を置いたら、目に入りやすいようにいくつか工夫しましょう。目立たせる方法としては、以下があります。
目立つカラーリング(背景との対象色や、より濃い色合い) CTA内のテキスト文字を、大きく太くするCTAの周囲には余白を設ける説明を補足して行動をうながすマイクロコピー「マイクロコピー」は、CTAを目立たせるとともに、利用者の行動を後押しする短いテキストメッセージです。「3分でわかる」「今すぐ」「無料でできる」「期間限定!」などが代表的です。
これらは、ただテキストを添えるのではなく、サービス特性や対象ターゲットに合った独自のメッセージにすることが大事です。
マイクロコピーのテンプレートは、以下の通りです。
0分でXXXXがわかる無料でXXXXがすぐ理解できる今なら無料!これらは、中間CVさせるための重要な要素なのでぜひ取り組んでみましょう。
まとめ
1つでも当てはまったらチェックしましょう。
- ファーストビューに「CTA」ボタンがあるか確認できた
- ボタンを新たに設置し、マイクロコピーを記述することができた
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