事例/実績の詳細ページでは、どんな課題があってどう解決したのかを「数値」を交えて具体的に説明できている
企業のデジタルマーケティング活動において、サイトに「事例/実績」を設けるのはもはや必須となっています。
「製品サービス」のページはあくまで機能の紹介に留まるため、実際に自社でそれを導入した場合にうまく使いこなせるのか、効果が見込めるのかなどを「確信」させるまでには至りません。
事例/実績ページでは、自社と同じような「困りごと・悩み」を持っている企業が「成果を上げた実話」を記事コンテンツという形式で読ませることができます。色々なタイプの事例がコンテンツ化してあれば、企業担当者にとっても「ウチの会社でも成果が出るかも」という気持ちが高まるのではないでしょうか。
作業手順
今までの、事例/実績ページでは「数値」をうまく使用できていたか確認してみる
事例コンテンツの構成をシンプルに考えると「使用前」と「使用後」と言えます。
「製品サービスを導入する以前には、企業においてこのような「困りごと・悩み」があった。そこで製品サービスを導入して利用してみたところ、●●●●のような「成果・効果」をあげることができたため、抱えていた困りごと・悩みが解消された。」それぞれで置かれている状況は違いこそすれ、大まかにはこのようなストーリー構成になると思います。そして、ここでいう「成果・効果」が具体的であればあるほど説得力のあるコンテンツになります。
やはり、「導入後に売上が上がった、コスト削減できた」というよりも「導入後3ヶ月で、売上が150%アップした、300万円のコスト削減に成功した」という「数値」を用いた言い回しの方が、インパクトがありますし、社内導入後の想像もしやすいでしょう。
「●パーセント向上」「●倍にアップ」「●時間を削減」「●万円に増加」これらの数値は、事例コンテンツの記事本文だけでなく「記事タイトル(h2)」などでも積極的に使用していった方が印象に残りやすいです。
今まで、作成してきた「事例コンテンツ」があれば、抽象的な言い回しに終始していないかチェックしてみましょう。そして、今後はできるだけ具体的な数字に落とし込んだ記事コンテンツづくりを心がけてみましょう。
事例づくりの段階で、使用前/使用後の「数字」を意識したコンテンツ設計する
では、事例コンテンツを作成する際には、数値をどのように用意することができるでしょうか。
まずは、使用前の「困りごと・悩み」を、具体的な数字データとして捉えていることが大切です。使用前の段階で、数字を意識していれば使用後の成果も、目に見える形で実感できるでしょう。
以下のような形で、使用前と使用後が比較できると良いです。
- 業務効率が悪い(●●時間/月)
- 人件費・その他コストがかかりすぎる(●●円/月)
- 新規リード・新規商談が増えない(●●件/月)
- 売上があがらない(●●円/月)
- サイトアクセス数・CV数が増えない(●●/月)
- 顧客満足度のスコアが低い(●●点、業界●位)等
- 使用からXX週間ほどで、業務効率が向上して工数●●時間/月を削減できた
- 人件費・その他コストを●●時間/月以内に抑えることができた
- 新規商談が、先月から●●円件/月に増えた、前年比で●●倍にアップした
- 売上が、先月から●●円くらい向上した、前年比で●●パーセント増加した
- 導入からXXヶ月で、サイトアクセス数・CV数が●●パーセント増えた
- 顧客満足度のスコアが●●点になった、業界●になった 等
もし、自社にとっての顧客に「インタビュー取材」しながら事例コンテンツを作成する際には、このような使用前と使用後での数値の違いについて、ヒアリングを忘れないようにしましょう。事前にインタビュー内容を共有しておいて先方に負担のないように段取りをされるとなお良いです。
これらに気をつけて、「成果」につながる事例コンテンツづくりを目指してみましょう。
まとめ
1つでも当てはまったらチェックしましょう。
- 今までの、事例/実績ページでは「数値」をうまく使用できていたか確認できた
- 事例づくりの段階で、使用前/使用後の「数字」を意識したコンテンツ設計ができた
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