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Webコンサルティングの費用相場はいくら?選び方や注意点もご紹介

Webコンサルティングの費用相場は、おおよそ下記のようになっています。

・スポット型:1回あたり10から50万円程度
・月額報酬型:月額10から50万円程度
・成果報酬型:売上の10から30%程度
・顧問契約型:月額30から100万円程度

デジタルマーケティングを成功させるためには、専門的な知識と戦略が不可欠です。
そのため、自社のリソースのみで成功させようとするには、かなりの時間と労力を要します。

そこで活用したいのが「Webコンサルティングサービス」。
最近では、マーケティング部門や営業部門への業務効率化やデジタル技術の導入が中小企業の課題として浮上し、その解決策としてWebコンサルティングサービスへの需要が高まっています。

ただ、利用を検討するに当たり、気になるのが料金。
そこで、この記事では、Webコンサルティングにかかる費用の相場と、選び方や注意点について詳しく解説し、最適なサービス選定のヒントをご紹介いたします。

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Webコンサルティングとは?

Webコンサルティングとは、企業のオンライン戦略を最適化し、デジタル領域での成果を高めるために提供される専門的なアドバイスや支援サービスのことです。

対象となるのは、コーポレートサイトやサービスサイト、ECサイトといったWebサイトやSNS、メールなどです。近年では、オンライン商談やウェビナー、オンライン展示会などの支援を行うところも存在します。

特に中小企業にとっては、限られたリソースで効果的なデジタルマーケティングを実現するための重要な手段となっています。

Webコンサルティングで期待できる効果

以下では、Webコンサルティングを利用することで得られる主な効果について解説します。

Webサイトのパフォーマンスを向上できる

専門のコンサルタントがアクセス解析を行い、サイトの改善点を具体的に提案し、サービス内容によっては、実際の改善まで行います。
たとえば、読み込み速度の最適化や、直帰率の低下を図る施策などがあります。

この結果、ユーザーエクスペリエンス(UX)を向上させ、コンバージョン率の増加を実現できます。

マーケティング戦略を最適化できる

多くのWebコンサルティングでは、最初にデジタル領域におけるマーケティング全般を俯瞰した上で、戦略立案を行います。

自社のみの知見でWebマーケティングを行う場合、マーケティング施策が偏り、目指すゴールに対して遠回りをしてしまっている可能性があります。
ただ、社内で客観的に戦略を見直すことは難しいため、仮にマーケティング戦略が最適でなくても、なかなか気づくことができません。

Webコンサルティングを利用すれば、客観的かつプロの視点から、目的に合わせて最短経路の施策を提案してもらえます。

最新技術・トレンドに対応できる

デジタルマーケティングの世界は日々変化しています。Webコンサルタントは、最新のマーケティングトレンドや技術に精通しており、企業が常に時代に合った戦略を採用できるようサポートしてくれます。

客観的な視点からのアドバイスが受けられる

自社の課題を客観的に把握することは難しい場合があります。
一方、外部のコンサルタントを活用することで、第三者の視点から課題を洗い出し、改善案を提案してもらうことが可能です。

社内リソースを有効活用できる

限られた人材や予算を有効に活用するために、業務の一部をWebコンサルティングサービスにアウトソーシングすることが有効です。サービスの利用により、社内のリソースをほかの重要な業務に集中させることができます。

Webコンサルティングの費用体系

Webコンサルティングでは、各企業のニーズや予算に応じて選べる複数の契約形態が用意されています。
それぞれの特徴を以下で詳しく解説します。

スポット型

スポット型とは、特定の課題に対して短期間でコンサルティングを依頼する形式です。課題が小さい場合や、短期間で結果が見込める場合などに適しています。

たとえば、SEO診断やサイト改善提案など、具体的なプロジェクトに絞ったサービスが一般的です。
費用は1回あたり10から50万円程度が相場です。

月額報酬型

月額報酬型は、長期的な支援を必要とする企業に最適なプランで、Webコンサルティングの料金体系としてポピュラーなものです。
たとえば、SEO運用やWeb広告運用の定期的な最適化、トラフィック分析などを含むサービスを、毎月継続して提供しながら、少しずつ改善を図ります。
特に、コンテンツマーケティングなどは施策の実行から成果が出るまでに期間がかかるため、月額料金の中で行うことが一般的です。

月額10から50万円程度が一般的な価格帯で、継続的なサポートによって安定した成果が期待できます。

成果報酬型

成果報酬型は、設定したKPI(たとえば、問い合わせ件数や売上の増加など)に基づいて報酬が決まる形式です。
初期費用は抑えられるものの、成果が出た場合には比較的、高額な報酬が発生します(売上の10から30%など)。

費用対効果を重視する企業に向いていますが、成果の定義について事前に双方で十分な確認が必要です。

顧問契約型

顧問契約型とは、企業のマーケティング活動全般を長期間にわたって支援するかたちの費用体系です。
戦略策定から実行までを一貫してサポートしてくれますが、社内にマーケティングの知見を蓄積することが目的となるため、実作業は自分たちの手で行う必要があります。

月額30から100万円程度の予算が必要です。
専門家の知識を借りながら体制を構築し、いずれは内製化を目指す場合に最適です。

Webコンサルティングを選ぶ際の3つのポイント

Webコンサルティングを導入する際には、費用だけでなく、自社に最適なサービスを選ぶための視点が重要です。

ここでは、選定時に意識したい3つのポイントをご紹介します。

自社の課題を明確にする

Webコンサルティングを最大限活用するためには、まず自社が抱える課題を明確にすることが大切です。課題に合わせて目標が決まります。

たとえば、「問い合わせ数の増加を目指したい」「SEO対策を強化したい」など、具体的なゴールを設定することで、適切なサービスや提案を受けやすくなります。また、効果測定や費用対効果も算出しやすくなります。
課題が不明確な場合、期待する成果を得られないこともあるため、現状分析を丁寧に行いましょう。

コンサルタントの実績と信頼性を確認する

Webコンサルティングを提供する企業や所属コンサルタントの実績は、選定時の重要な判断材料となります。
過去の事例や実績を確認し、自社と似た課題を解決した経験があるかどうかをチェックしましょう。

また、クライアントからの評価や口コミを参考にすることで、信頼できるパートナーを選ぶことができます。

契約形態の比較検討を行う

Webコンサルティングの費用体系」でご紹介したように、Webコンサルティングには、スポット型、月額報酬型、成果報酬型、顧問契約型などさまざまな契約形態があります。
それぞれの特徴や費用感を理解し、自社のニーズに合ったプランを選択しましょう。

自社の予算や目的を考慮しながら、複数のプランを比較検討することで、最適な契約形態を見つけることができるでしょう。

Webコンサルティングの導入時の注意点

Webコンサルティングは、企業のマーケティング戦略を効率化し成果を最大化するための有効な手段です。

しかし、導入時にはいくつかの注意点を把握しておく必要があります。
以下では、よくあるトラブルや見落としを防ぐためのポイントをご紹介します。

時間単価に注意

Webコンサルティングの費用は、提供されるサービス内容や契約形態によって異なりますが、一見お得に見える契約でも、時間単価が高くなってしまうケースも…。

稼働時間が増えると総費用が予算を超過してしまうことがあるため、コンサルティングを依頼する際には、どの程度の時間が必要なのかを明確にし、事前に費用の見積もりを依頼することが重要です。

隠れた追加費用の有無

契約内容に含まれていない作業が発生した場合、別途費用が請求されることがあります。
たとえば、Webサイトの改修作業や新しいツールの導入に伴う追加費用などが挙げられます。

契約前に、追加費用が発生する可能性のある項目を確認し、見積もりに含まれているかどうかを確認しておきましょう。

契約前に確認すべき重要ポイント

ここまにお伝えしてきた内容のまとめとして、コンサルティング契約を結ぶ前に、次の点を確認しましょう。

具体的な目標設定

問い合わせ数の増加や売上向上など、達成すべき具体的な目標を設定しましょう。

成果指標の明確化

KPI(重要業績評価指標)が設定されているかを確認しましょう。
これにより、コンサルティングの効果を可視化できます。特に、成果報酬型の料金体系の場合、成果指標をあらかじめ明確化し、合意を取っておくことが重要です。

契約条件の詳細

契約期間や解約条件、トラブル発生時の対応についても事前に合意しておきましょう。

過去の実績や評判

コンサルタントや企業の信頼性を確認するために、過去の実績やクライアントからの評価をチェックしましょう。

デジタルマーケティングコンサルティングサービスのご紹介

Webコンサルティングを検討中の中小企業にとって、信頼できるパートナー選びは成果を左右する重要な要素です。

ここでは例として、クラウドサーカスが提供する「デジタルマーケティングコンサルティングサービス」の特徴と実績についてご紹介します。

クラウドサーカスのコンサルティングサービス

クラウドサーカスは、BtoB企業を中心に多くの中小企業のマーケティング支援を行ってきた実績を持つ企業です。

特に、問い合わせ数の増加やWebサイトのパフォーマンス向上に特化したサービスが高く評価されています。

サービスの特徴と強み

・問い合わせ数の増加を実現

クラウドサーカスは、月間の問い合わせ数を10件、20件、それ以上に増加させる実績があります。具体的には、SEO最適化やリード獲得施策の実行を通じて、顧客企業の成長を支援しています。

・データに基づいたマーケティング戦略

デジタルマーケティングの成功には、定量的なデータ分析が欠かせません。クラウドサーカスのコンサルティングでは、トラフィックデータやコンバージョンデータをもとに最適な戦略を立案します。

・柔軟なプランとサポート体制

企業ごとのニーズに合わせた柔軟なプランを提供し、短期的な目標から長期的な戦略まで幅広く対応します。
また、コンサルティング中の迅速なサポートも強みの一つです。

・中小企業向けに特化

中小企業が抱えるリソース不足やコスト制約を理解した上で、最適な提案を行います。
そのため、規模に関係なく効果を実感できるサービス内容となっています。

月間問い合わせ数増加などの成功事例

実際にクラウドサーカスが手がけたWebコンサルティングの中で、特に月間問い合わせ数の増加に成功した事例を中心に、3つのケースをご紹介いたします。

Webコンサルティングによって社内のマーケティング体制が整い、リード獲得や売上向上を実現(株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート)

ローコード開発プラットフォーム「intra-mart(R)」のパッケージ開発・販売と付帯サービスでコンサルティング・システム開発・教育などを主な事業としている株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマートでは、「売上につながる見込顧客となるリードを獲得したい」という課題を抱えていました。

そこで、クラウドサーカスへLP制作・Web広告出稿を依頼。さらに、Webコンサルティングも導入することになりました。
同社では、パートナーセールスが基本だったため、代理店へのプロモーションや販促強化にリソースを割いており、マーケティング活動に力を入れていませんでした。Webコンサルティングの導入によりマーケティング全体の仕組みを整えるプロジェクトが始まったともいえます。

施策として次のようなことを実施しました。

・サービスサイト制作
・Web広告の出稿
・マーケティング戦略全体像の策定
・コンテンツマーケティング
・ホワイトペーパー制作
・イベントページ制作

効果として、Webサイト経由でのリード獲得や売上が向上しています。

リニューアルした2つのサービスサイトとも、お問い合わせ数が3倍に!(あさかわシステムズ株式会社)

建設業・工事業向けソフト「ガリバーシリーズ」や、産業廃棄物処理業者向け計量販売管理システム「Kiwami」などを開発・提供する、あさかわシステムズでは、「ガリバーシリーズ」「Kiwami」の2つのサービスサイトのセッションが少なく、コンバージョンも月に2~3件だったため、それぞれ10~20件まで伸ばしたいと考えていました。

展示会で出会った、クラウドサーカスのCMS「Blue Monkey」によるリニューアルを決め、これを機にオウンドメディアも立ち上げました。Webコンサルティングも利用開始し、コンテンツマーケティングに取り組み始めたところ、「ガリバーシリーズ」も「Kiwami」も、お問い合わせ数が3倍になりました。

営業担当からは、「Webサイトがリニューアルされて、営業提案がしやすくなった」という声も届くようになったそうです。

事例の詳細は、下記ページをご覧ください。
2つのサービスサイトをリニューアル後、CVRが3倍に!/あさかわシステムズ株式会社

サービスサイトとオウンドメディアの開設で受注までのスピードアップを実現(株式会社ユニリタ)

法人向けパッケージソフトウェアおよびクラウドサービスの開発・販売・サポートを主事業とするユニリタでは、以前は、Wordpressでコーポレートサイトを構築し、自社でサーバー運用・保守を行っていました。複数の自社商材(クラウドサービス)を展開していましたが、特に商材ごとのサービスサイトなども持っていませんでした。

コーポレートサイトのリニューアルを機に、クラウドサーカスのCMS「Blue Monkey」とWebコンサルティングを導入。順次、各商材のサービスサイトやオウンドメディアを立ち上げていきました。

その結果、サービスサイトからのリード獲得数、新規受注数が順調に伸び、質の良いリードを営業に受け渡すことで、受注までのスピードも格段に早くなりました。

事例の詳細は、下記ページをご覧ください。
対策キーワードが軒並み3位以内に!質の高いリードを獲得することで受注までのスピードがアップ/株式会社ユニリタ

まとめ

Webコンサルティングは、中小企業がデジタルマーケティングを成功させるために強力なサポートとなるサービスです。

費用相場は契約形態や提供内容によって異なりますが、事前に料金体系やサービス内容を確認することで、無駄のない投資が可能です。
また、適切な選び方や注意点を把握しておくことで、費用対効果を最大化できます。

デジタルマーケティングの成功は、適切なコンサルティングサービスの選定にかかっています。本記事を参考に、自社に最適なサービスを見つけ、ビジネスの成長を加速させてください。

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グロースマーケティンググループ 編集部

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