サイト構成で、利用するまでの手続きやかかる期間がイメージしやすい「導入フロー」のページを用意できている
製品サービスサイトでは、実際にその「製品サービス」を利用できるまでにどのくらいの「手続き」や「期間」が事前にかかるのかを説明するページもしくはコンテンツを用意しておきましょう。
せっかく製品サービスが魅力的に感じても、事前用意するものや必要環境などがブラックボックスでわかりにくかったりすると、サイトを閲覧していた利用者は「不安」「疑問」を感じて脱落してしまうかも知れません。
業種によっては、「導入フロー」「導入までの流れ」をサイト内で明示しておけば、利用者はどのような手続きが必要で、どの程度の期間がかかるのかをイメージしやすくなります。
作業手順
自社サイトに、「導入フロー」「導入までの流れ」を設置する意味を理解する
まずは、自社サイトに「導入までの流れ」「導入フロー」といった情報コンテンツがあるかないかをチェックしてみましょう。これらのページが用意されていると実際に製品サービスが導入されるまでにどのような準備/時間が必要なのかわかるため、見込顧客からすればその後の計画を立てやすくなるメリットがあります。
また、導入フローのページを閲覧しているのは「検討度」の高い見込顧客といえるため、できるだけ導入自体が「簡易」かつ「スピーディ」にできることをアピールすることが重要です。あまり詳細かつ綿密にたくさんの文字を羅列してしまうと難易度の高いサービスだと不安を与えてしまいます。
ここでは、「図」「イラスト」などを使用することでわかりやすく情報提供できるのが望ましいです。
「よくある質問(FAQ)」ページには、以下のメリットがあります。
カスタマーサポートの効率化よくある質問(FAQ)は、有人対応することなく、サイト利用者が自らの力で疑問・不明点の回答に辿り着いて解決してくれるため、サポートの効率化につながる
エンゲージメントの向上よくある質問(FAQ)があれば、利用者が求めている情報に、手間をかけずすぐ到達できるようになるため、サイト閲覧時のストレスが軽減される
サイト流入の強化よくある質問(FAQ)は、検索エンジンによって検索されやすいコンテンツとなり、サイト流入に寄与させることができる(=SEO効果)
SEOについて詳しく書くと、以下の通りです。
よくある質問は、結果としてよくGoogleで検索される「重要キーワード」を含むコンテンツとなるため、検索表示されやすくなる
情報コンテンツの更新問い合わせでよく寄せられる質問の回答を、その都度ページにアップすることを繰り返せば、Googleは頻繁に「更新」するサイトであると評価する
エクスペリエンスの向上よくある質問は、ユーザー目線でつくることもあって利用者にとってわかりやすい、これら「UX」への取り組みがGoogleには評価される
もちろん、「よくある質問(FAQ)」を設置すればすぐ検索順位が改善されるという訳ではないですが、サイト利便性の向上にはつながります。
「導入フロー」「導入までの流れ」のページを、自社サイトに設置する
導入フローについては、業種・業態によっても大きく異なりますが、よくある形式としては以下のような流れとなります。
- Step1:お客様へのヒアリング
- Step2:お客様に合わせてプラン・ソリューションご提示
- Step3:お見積もり
- Step4:ご発注・契約
- Step5:生産/制作
※制作が不要なものは5をスルーして6へ
※SaaSなどのITサービスは生産/制作ではなく「アカウント発行」など - Step6:検収〜納品
※SaaSなどのITサービスは6をスルーして7へ - Step7:ご利用開始
「導入までの流れ」「導入フロー」を用意することで、利用者にとっては製品サービスへの不安なく検討を一歩進められるようになりますので、ぜひページもしくはコンテンツを開設してみましょう。
まとめ
1つでも当てはまったらチェックしましょう。
- 自社サイトに、「導入フロー」「導入までの流れ」を設置する意味を理解する
- 「導入フロー」「導入までの流れ」のページを、自社サイトに設置する