Webサイトリニューアル後の効果測定を解説!役立つ無料ツールも紹介
Webサイトのリニューアルは、デザインや機能の刷新だけでなく、その効果を適切に評価し、さらなる改善につなげることが重要です。効果測定を行うことで、リニューアルの成果を数値的に把握し、さらに効果的なサイト運用を実現できます。
本記事では、リニューアル後の効果測定の重要性と、その具体的な方法について解説します。最終章では効果測定に役立つ無料ツールもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
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Webサイトのリニューアルとは
Webサイトのリニューアルとは、既存のサイトを見直し、デザインや機能、コンテンツなどを刷新・最適化する取り組みを指します。ユーザーエクスペリエンスの向上、最新の技術導入、ブランドイメージの再構築、SEO対策の強化など、さまざまな目的で実施されます。
たとえば、デザインのトレンド変化への対応や、モバイルフレンドリーなレイアウトへの改修、新機能の追加をすることで、ユーザーの利便性を高めることができます。また、コンテンツの見直しによって、ユーザーにとってより有益な情報を提供できるようになり、アクセス数やコンバージョン率の向上が期待できます。
Webサイトのリニューアルは、単なる外観の変更にとどまらず、Webサイト運営の効果を最大化するために欠かせない施策の一つです。
Webサイトの効果測定とは
そもそも「Webサイトの効果測定」とはどんな役割を果たすのでしょうか?その概要と必要性について解説します。
Webサイトの効果測定の概要
Webサイトの効果測定とは、Webサイトが設定した目標に対して「どの程度成果を上げているかを評価する」取り組みを指します。具体的には、以下の指標を把握・分析することで、Webサイトのパフォーマンスを客観的に把握できます。
・CVR(コンバージョン率)
・キーワードの検索順位
・被リンク
・直帰率・滞在時間
・検索エンジンからの流入数
効果測定の実施によって現状の課題や強みを明確にすることができ、Webサイト運営におけるより効果的な改善策を立案できます。Webサイト運営の効果を最大化するために欠かせない取り組みの一つです。
逆に効果測定を行わないとどうなってしまうのでしょうか?効果測定を行う必要性について、以下でより詳しく解説します。
効果測定を行う必要性
効果測定を行わなければ、Webサイトの現状を正しく把握することができません。Webサイトの課題や達成できているポイントを理解しないまま運営を続けると、十分な効果を得られず、せっかくの努力やコストが無駄になってしまう可能性があります。
効果測定を行うことで、データに基づいてWebサイトの現状を正確に把握し、より的確な意思決定が可能になります。たとえば、特定のページの直帰率が高い場合、そのページのコンテンツやデザインに問題がある可能性が考えられます。また、特定の流入経路からのコンバージョン率が低い場合、そのチャネルの戦略を見直す必要があるかもしれません。
効果測定によってサイトの改善点を具体的に把握することで、Webサイト運営の目標達成に向けて、より効率的に取り組めるようになります。さらに、データに基づいた改善を継続的に行うことで、Webサイトのパフォーマンス向上にもつながります。
グローバル化や少子高齢化によってますます競争が激化しているオンライン市場において、Webサイトの効果測定は競争優位性を確保するために欠かせないプロセスです。
サイトリニューアル後の効果測定には「比較」が必要
Webサイトのリニューアル後、その効果を正確に評価するためには、リニューアル前のデータとの比較が必要不可欠です。Webサイトのリニューアル前後の成果について、具体的には以下の指標を比較する必要があります。
・滞在時間
・問い合わせ数/成約率
・キーワード検索からの流入数
・離脱率
上記の項目を比較することで、改善された部分とそうでない部分、また悪化してしまった部分などを明らかにできます。リニューアルの成功度合いを客観的に評価することで、適切な改善策を実施でき、効果的なWebサイト運営が可能となります。
Webサイトのリニューアル後は、単なる効果測定を行うのではなく、変更前後のデータを比較・分析することで、初めてその成果を正確に評価できます。
Webサイトのリニューアル後の効果検証方法
Webサイトのリニューアル後に効果測定を行う必要性について紹介しましたが、具体的にはどのように取り組めば良いのでしょうか?以下に、効果測定のための5つのステップをご紹介します。
1.リニューアル後のKPI設定
まず、リニューアルの目的に沿ったKPI(重要業績評価指標)を設定しましょう。KPIとは、最終目標を達成するための中間目標を指し、取り組みの進捗を把握するために用いられる指標です。
Webサイトの具体的なKPIは、訪問者数の増加、離脱率の低下、コンバージョン率の向上などが考えられます。これらの指標を明確に定めることで、Webサイトを評価する基準が明らかになり、効果測定を効率的に実施できるようになります。
KPIに関して、下記関連記事で詳しく解説しています。こちらも併せてご覧ください。
2.アクセス解析・ユーザー分析
次に、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールなどのツールを用いて、Webサイトのアクセス状況やユーザーの行動を分析します。Webサイトを通してより多くのコンバージョンを得ることを目的に実施される施策です。
Webサイトの離脱率や滞在時間を始め、どのページが多く閲覧されているかや、ユーザーがどのような経路でサイトに訪れているかなど、詳細なデータを収集できます。また年齢や性別、居住地や趣味嗜好など、ユーザーの属性を把握し、どのような環境下で自社サイトにアクセスしているかのデータも収集可能です。
アクセス解析に関して、下記関連記事で詳しく解説しています。こちらも併せてご覧ください。
3.解決すべき課題の優先順位付け
収集したデータを基に、サイトの課題を洗い出し、その重要度や影響度に応じて優先順位を付けます。リニューアルの目的に応じて改善すべき点が複数ある中で、どの課題を先に解決すべきかを決めることは、より効率的な改善へとつながります。
まず、リニューアル前に設定した目標(例えば、コンバージョン率の向上やユーザーの滞在時間の増加)を再確認しましょう。これらの目標に最も影響を与えている問題に焦点を当てることが優先されます。たとえば、もしユーザーがサイト内で迷って離脱している場合は、ナビゲーションの改善が最優先です。
リニューアル後の効果測定では、すべての問題に同時に対処することは難しいため、影響度の高い課題から順に解決していくことが大切です。
4.改善策の実行
優先順位付けされた課題に対して、具体的な改善策を立案し、実行に移します。たとえば、ユーザーの離脱率が高いページがあれば、そのページのデザインやコンテンツを改善することが求められます。
改善案は、あくまでもユーザーの視点に立って見直し、立案することが大切です。ユーザビリティやアクセシビリティを向上させることを意識して行いましょう。
5.効果検証・PDCAサイクル
改善策を実施した後は、その効果を再度測定し、目標達成度を評価します。また、Webサイトリニューアル後の効果を継続的に向上させるためには、PDCAサイクル(Plan-Do-Check-Action)を回すことが重要です。PDCAサイクルは、改善プロセスを一貫して行うためのフレームワークであり、効果的なウェブ運営に不可欠な手法です。
「PDCA」の各アルファベットは、以下の内容を示しています。
・Do(実行):計画した改善策を実行に移す
・Check(評価):実行後にどの程度目標を達成したかを評価する
・Action(改善):評価結果をもとにさらに改善策を立案する
PDCAサイクルを繰り返し実行することで、Webサイトのパフォーマンスは着実に向上し、最終的には企業の目標達成へとつながります。
このプロセスを繰り返すことで、リニューアル後もWebサイトのパフォーマンスを継続的に向上させることができます。
以上の5つのステップを踏むことで、Webサイトのリニューアル効果を最大限に引き出し、ユーザー満足度の向上とビジネス目標の達成につながります。
Webサイトの効果測定に使える無料ツール4選
Webサイトのリニューアル後の効果測定に役立つ4つの無料ツールをご紹介します。
Googleアナリティクス(GA4)

画像引用元:Google Analytics | Google for Developers
Googleアナリティクス(GA4)は、Webサイト全体やアプリへのアクセス状況を把握できる、Googleの無料ツールです。ユーザー数やセッション数、ユーザー属性、行動分析などの詳細なデータを収集・分析できます。
GA4では、ユーザーがどのページを閲覧し、どのような行動を取ったかをイベントベースでトラッキングできるため、集客の成否やサイト内部の改善ポイントを見つけるのに役立ちます。特に、コンバージョン設定を活用すれば、効果測定を具体的な成果に結びつけることが可能です。
Googleサーチコンソール

画像引用元:Google Search Console
Googleサーチコンソールは、Googleが提供する、SEOに特化した無料の効果測定ツールです。具体的にはGoogle検索におけるWebサイトのクリック数や検索順位、アクセスが集まるキーワードなどの情報を可視化でき、収集したデータはコンテンツマーケティングやSEO対策に役立てられます。
また、インデックスの状況やサイトエラーの検出にも役立つため、SEO対策を進める上でも必要不可欠なツールといえます。
検索順位チェッカー

画像引用元:検索順位チェッカー【無料】|ディーボのSEOラボ
検索順位チェッカーは、特定のキーワードに対する検索エンジンでの順位をチェックできるWebサイトです。日々の検索順位の変動を手軽にモニタリングできます。重要なキーワードでの順位をチェックすれば、必要に応じて適切に改善策を実施することが可能です。
たとえば、本ツールを通してサイトリニューアル後に狙ったキーワードでの順位が上昇しているかを把握することで、施策の有効性を評価できます。また、競合サイトとの比較を行うことで、自社の強みや弱みを分析し、今後のSEO戦略を立てる際にも役立てられます。
Microsoft Clarity

画像引用元:Microsoft Clarity - Free Heatmaps & Session Recordings
Microsoft Clarityは、ユーザーの行動をヒートマップやセッションリプレイで可視化する無料分析ツールです。ユーザーがどこでクリックし、どの部分でスクロールを停止して離脱したかなどを直感的に把握できるため、UI/UXを改善するために役立ちます。
たとえば、クリックヒートマップで特定のボタンがクリックされていないことを発見した場合、そのボタンの位置やデザイン、周辺コンテンツを見直すことで、コンバージョン率を高められます。
Webサイトのリニューアル後にすべきこと3選
効果的にWebサイトを運営するためには、効果測定を行うだけではなく、いくつかの施策に取り組む必要があります。以下に、リニューアル後に行うべき3つの重要な施策をご紹介します。
サイトリニューアルの報告
Webサイトのリニューアルが完了したら、既存のユーザーや顧客、関係者に対してその旨を伝える必要があります。公式ブログやお知らせ、SNSなどを活用して、新しいデザインや機能の紹介、リニューアルの目的、今後のWebサイト運営の方針などを共有しましょう。
企業の意図、リニューアルの背景にあるストーリーなどを正しく伝えることで、ユーザーの関心を引き、サイトへの再訪問を促すことができます。より多くのユーザーにアクセスしてもらうためにも、積極的にリニューアルを報告しましょう。
継続的な改善
効果測定で得られたデータを基に、サイトのさらなる改善に継続的に取り組むことが重要です。ユーザーの行動やフィードバックを分析し、コンテンツの質の向上やユーザーエクスペリエンス(UE)やユーザーインターフェース(UI)の最適化を図りましょう。
継続的な改善を重ねることで、Webサイトだけではなく企業やブランドへの信頼性を高め、自社ビジネスの長期的な発展にも寄与します。
目的やターゲットの見直し
Webサイトは一度リニューアルしたら、そこで終わりではありません。リニューアル後に再度、サイト運営の目的やターゲットを見直すことで、さらに効果的な運用につながります。
リニューアル前に設定した目的が、現在のビジネス戦略と一致しているかを確認しましょう。たとえば、新たなサービスの提供やターゲット市場の拡大、顧客ニーズの変化に伴い、サイトの役割が変わる場合があります。変化に応じて、ターゲット層が適切かどうかを再評価することも必要です。
目的やターゲットが明確かつ適切であることで、サイトの方向性やコンテンツの整合性が保たれます。
まとめ
本記事では、リニューアル後の効果測定の重要性やその具体的な方法などについて解説しました。
Webサイトのリニューアル後の効果測定は、サイトの現状を把握し、さらなる改善策を講じるために欠かせません。今回ご紹介した無料ツールを活用することで、アクセス解析やユーザー行動の分析、検索順位のモニタリングなど、多角的な視点から効果測定を行うことができます。
これらのツールを適切に組み合わせ、継続的なサイトの最適化を図りましょう。
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