グローバルナビゲーションでは「専門用語」を使わず、対象の視点に立ってわかりやすい表記ができている
「グローバルナビゲーション」とは、Webサイトのすべてのページに共通して表示される、主要ページへの「メニューリンク」です。
グローバルナビゲーションがあることで、利用者は「サイト情報」をざっと把握しやすくなり、目的の情報コンテンツにたどり着きやすくなります。また、どの階層ページからでも必要なコンテンツに向かうことができることということ重要な役割です。
この記事では、「グローバルナビゲーション」について紹介します。
作業手順
「グローバルナビゲーション」は何のためにあるか、役割を理解する
サイトに「グローバルナビゲーション」がなければ、求めるコンテンツをすばやく見つけることができなくなり、ページ遷移するたびにどこに自分が位置しているか構造がわかりにくく、迷いやすくいため、利用者にストレスを感じさせることになります。利用者は最短で求めるものに辿り着きたいと思っていますので、主要ページへのナビゲーションがなければ、サイト回遊する意欲自体を低下させることになります。
ユーザーエクスペリエンス(UX)への影響このグローバルナビゲーションには、Webサイトにおける「道先案内」の役割があります。通常は画面上部に常設されており、サイト内のどこのページ遷移をしても、決まった位置にで必ず表示されるようになっており、迷子にならないようになっています。
ページが変わるたびに、グローバルナビゲーションの位置や、「メニュー項目」の順序などが変わってしまうと利用者が混乱してしまうので、すべてのページに統一して表示されるようにしましょう。これらのルールを守っていれば、サイトの利便性・回遊性を担保してくれます。
グローバルナビゲーションが使いやすく整理されていれば、SEOにも影響を与えるとされています。特に、メニュー項目がわかりやすければユーザビリティが向上し、利用者の「閲覧頻度・閲覧時間」も自ずとの向上することになるため、検索エンジンから有益なサイトとして評価されやすくなります。
「グローバルナビゲーション」に、誰でもわかる平易な「言葉・語句」を使う
では、グローバリナビゲーションの「メニュー項目」を実際に設計してみましょう。
Webサイトを閲覧してほしい利用者が、今後においても業界内の既存顧客ばかりで良いのであれば問題ありませんが、対象を別の業界や周辺の業界に広げることで新たな見込みリード獲得を目指すのであれば、「専門用語・業界用語」は少なくして、できるだけわかりやすい「平易」なキーワードを使用した方が良いでしょう。
また、英語にすると「格好良い」「見栄えが良い」などもありますが、国内で営業活動するのであれば、メニュー項目にはできるだけ「日本語」、さらには漢字ばかりではなく「ひらがな」を併用する方が、利用者にとっては読みやすくなります。
利用者の視点で考えると、専門用語が多くてわかりにくいという以上に、ユーザーフレンドリーへの配慮が欠けているという印象を持たれてしまいます。(これは、グローバルナビゲーションだけではなくサイト全体の文言においても同じです)
専門用語以外でも、以下のように誰にでもわかりやすい言い回しを心がけると、回遊性が向上するとされています。
メニュー項目をよりわかりやすく表記した例- 当社特徴 → 選ばれる理由、私たちの強み、○○○社について
- 「プロダクトジャンル名(専門用語)」 → 課題からさがす、製品サービスを見る
- 事例・実績 → お客さまの声、事例を見る
- ブログ・コラム → お役立ち情報、○○○○の基礎知識
- カタログ → お役立ち資料、資料ダウンロード
- 会社情報 → 私たちについて
- FAQ → よくある質問
高尚なテクニックというよりはちょっとした気遣いレベルの話ではありますが、受け手側の印象が大きく変わって、サイトの利便性/回遊性などに影響しますので細かい「言葉・語句」にもしっかり気を払っていきましょう。
まとめ
1つでも当てはまったらチェックしましょう。
- 「グローバルナビゲーション」は何のためにあるか、役割を理解する
- 「グローバルナビゲーション」に、誰でもわかる平易な「言葉・語句」を使う
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