ページの文言は「ソリューション」「社会課題を解決」などの抽象的な語句ばかり使わず、具体的に記述できている
Webサイトでは、ページ上部のグローバルナビゲーションに「メニュー項目」が表示されていることが多いはずです。利用者がサイトを閲覧する際、どこにどのような「情報」が掲載されているかはわかっていません。
そのため、「メニュー項目」を頼りにページを辿って必要な情報を収集していこうとしますが、このメニューに使用されている文言が「曖昧・抽象的」になっていると、利用者の方で正しく内容を認識できず、スムーズに欲しい情報まで辿り着くことができなくなります。
メニューはもちろん、サイトで使用される文言すべてにおいて、できるだけ「具体的・直接的」な文言にしていくことが、サイトの利便性・回遊性からも重要です。今一度チェックして、お客様にとってストレスのないサイトづくりをしていきましょう。
作業手順
グローバルナビゲーションの「メニュー項目」を、箇条書きで書き出してみる
まずは、「グローバルナビゲーション」に配置される「メニュー項目」をまとめるところから始めてみましょう。試しに「Cloud CIRCUS(https://cloudcircus.jp/)」のメニュー項目を、参考に作ってみます。まとめ方は基本的に何でもいいのですが、今回は箇条書きにて実施します。
Cloud CIRCUSのメニューの現状- Cloud CIRCUSとは
- ツールを知る
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このように一度、「メニュー項目」を書き出してみると全体を見渡すことができ、改善した内容も「視覚的」に判別することが可能です。
メニュー項目で使用している文言をわかりやすい「言い回し」に変更する
次に、置き換える「メニュー項目」の文言を考えていきます。よく見かけるメニューでわかりにくい単語を下記にまとめてみましたので、こちらを参考にしながら、「具体的・直接的」になるように言い回しを改善してみましょう。ポイントとしては、多くの場合で「英語より日本語の方がお客様がパッと理解しやすい」です。特に意味もなく英語表記にしているのであれば、日本語に変えるように心がけましょう。
- ソリューション → 課題解決例
- solution → サービス領域
- ケース → 事例
- Examples → 事例
- FAQ → よくある質問
- フロー → xxまでの流れ
- プロダクト → 製品
- About us → 私たちについて
- Pricing → 料金
- Features → 特長
実際に、つくり直した「文言」をサイトに組み込んでみる
「メニュー項目で使用している文言をわかりやすい「言い回し」に変更する」で修正項目をまとめた後は、サイトに反映させていきます。「HTMLファイル」を直にいじって書き換えしたり、導入済みの「CMS」から編集して変更するなどが候補としては挙げられますが、自社内のエンジニア・デザイナーによって対応できるかどうかは、社内にて一度相談してるのが良いと思います。
なお、グローバルナビゲーションの「メニュー項目」は特に、道先案内として大変重要なため優先して取り上げましたが、基本的にはサイト内にある文言すべてが「具体的」である方が、利用者にとってはわかりやすいので、ぜひ心がけましょう。
まとめ
1つでも当てはまったらチェックしましょう。
- グローバルナビゲーションの「メニュー項目」を箇条書きで書き出しできた
- メニュー項目で使用している文言をわかりやすい「言い回し」に変更できた
- 実際に、つくり直した「文言」をサイトに組み込んでみることができた