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メールは「開封率」「クリック率」などの具体的な「指標」を確認しながら、配信できている

見込顧客(リード)へのメール配信(メールニュース・メールマガジン)は、プッシュ型のアプローチ手法として多くの企業が取り組んでいると思います。

ただ、何度かメールを送ってみても期待したような結果につながらない、あるいは、メール配信をすることでどのような成果が出るかがイメージできない場合も多いのではないでしょうか。

企業のメール配信では、何を「目標」に設定するかに加えて、その目標に至るまでのプロセスを推しはかる「指標」を意識することが重要です。

自社の定期メールでは「指標」を意識しながら配信しているか、振り返ってみる

メール配信で「成果」を得るためには、ただ漠然と配信するのではなくいくつかの「指標」を意識する必要があります。「到達率」「バウンス率」「開封率」「クリック率」「退会率」などの数値指標を常にチェックしながら、自社の見込顧客に合ったメールマーケティングを見つけていくことが求められます。

到達率:配信数全体のうち、正常に受診箱に届いた割合

到達率は、「メールが正常に到達した数 ÷ 総配信数 × 100」で算出する。受信者が退職したり、インターネットプロバイダやメーラーフィルターによって迷惑メール判定されるなど、すべてが受診されるわけではないため、正常に届いた数・割合は知っておく必要がある。

バウンス率:配信数全体のうち、受信箱に届かなかった割合

バウンス率は、総配信数のうちで正常に届かなかった割合のこと。「到達しなかった数 ÷ 総配信数 × 100」で算出。業種等にもよるものの「5%以下」くらいが望ましいとされる。バウンスしたものは、見込顧客リストから削除する。

開封率:配信できた数のうち開封された割合。主にHTMLメールで計測可能

開封率は、到達したメールのうち、ちゃんと開封された割合である。「開封数 ÷ 到達数 × 100」で算出する。開封率の目安は、こちらも業種等によって変わってくるが一般的には「10〜15%以上」が望ましいとされる。

クリック率:配信できた数のうちメール文面のリンクがクリックされた割合

クリック率は、到達したメールのうち、開封後にCVボタンがクリックされた割合。「クリック数 ÷ 到達数 × 100」で算出する。これについては「1%以上」になっているのが望ましい。

解約率(オプトアウト):配信数のうちメールが購読解除された割合

解約率は、到達したメールのうちで、購読解除された割合。「解約数 ÷ 到達数 × 100」で算出する。こちらも業種によるが「0.3%以下」くらいが望ましい。

参考記事:メールマーケティングとは?成功事例や目標設定方法などを集約しました!https://mtame.jp/marketing_foundation/mail_marketing/

指標を確認してあまり良い「数値」が計測できていない時は、工夫してみる

それでは、これらの「指標」を向上させるにはどのようにすれば良いのでしょうか。一般的には、「開封率」「クリック率」のふたつがメール配信において最も見るべき指標となります。

  • 件名=開封率に影響
  • 差出人=開封率に影響
  • 本文のファーストビュー=クリック率に影響
  • 本文のCTA(CVボタン)=クリック率に影響
  • 本文のマイクロコピー=クリック率に影響

これらを、工夫するだけでも大きく変わってきます。メールマーケティングは、日々実験を繰り返しながら自社の見込顧客にあったメール配信の「型」を見つけることが求められます。

これらの構成要素を変えつつ最適な方法を探してみましょう。

まとめ

1つでも当てはまったらチェックしましょう。

  • 自社の定期メールでは「指標」を意識しながら配信しているか、振り返ってみる
  • 指標を確認してあまり良い「数値」が計測できていない時は、工夫してみる
グロースマーケティンググループ 編集部

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